バク転をするためには最低限の柔軟性が必要です。
体の柔軟性の中でも肩周りの柔軟性はバク転に大きく影響してきます。
今回の記事ではなぜバク転に肩周りの柔軟性が必要なのかを解説し、
自宅でできるストレッチを紹介していきます。
バク転に肩周りの柔軟が必要な理由
バク転は腕を後ろに振りジャンプします。
後ろに振った手は床に付き体を支える働きをします。
この腕を振る際に肩周りが固く可動域が狭い場合、
きれいなバク転を跳ぶのは難しくなります。
腕の振りについては以前の記事で詳しく解説しているので
こちら読んでいただくと理解が深まるでしょう。
自宅でできる肩周りストレッチ3選
自宅で挑戦できる簡単なストレッチを紹介していきます。
ストレッチした直後は効果が大きく、可動域が広がる体感が持てますが
一時的なものにならないためには毎日の継続が必要です。
バク転以外のスポーツや私生活にも良い影響が出るストレッチです、
毎日のルーティーンにできるといいですね!
壁を使った胸を開くストレッチ
壁に手を当て体をひねることで胸を伸ばすストレッチ方法です。
このとき肘が伸びていると腕へストレッチが効いてしまうので
肘を少し曲げ胸の筋肉を伸ばすことを意識して行いましょう。
壁に当てる手の高さを肩を中心として高め、低めと変化させることで
胸の上部、下部へ集中して伸ばすことができます。
高さを変えた3パターンを行うことで、
よりストレッチを効かせることができるでしょう。
タオルを使った腕を振るストレッチ
体の前でタオルを持ち肘を曲げずに背面に腕を振っていきます。
始めはタオルを長めに持たないと回せませんが、
柔らかくなると少しずつタオルを短く持てるようになります。
バク転の動きに近いのでストレッチを行う際もバク転の動きを意識して行いましょう。
またタオルが頭の上を通過するストレッチの効いた場面で胸から腕を回していくと
しなやかなバク転が目指せるので挑戦してみてください!
猫の伸びポーズのストレッチ
当店のレッスンでウォーミングアップのストレッチ
にも取り入れているストレッチメニューになります。
床で行うことのできる簡単なストレッチなため小さなお子さんでも
挑戦することができます。
四つん這いになった姿勢から、手を前に遠く付きます。
背中、胸の伸びを感じながら肩を床に近づけていきましょう。
まとめ
今回紹介したストレッチは、バク転で腕を振る際の可動域を広くするためのものでした。
肩周りの柔軟性があればブリッジが楽にできます。
逆に肩周りの柔軟性がないとブリッジが辛くなります。
子供の場合は肩周りの柔軟性があり、ブリッジを簡単にこなす
方が多いですが、大人の場合は肩周りが固くブリッジができない方も
なかにはいらっしゃいます。
年齢を重ねるに連れ柔軟性は低下していく傾向にあると考えられます。
柔軟性を身につけるには時間がかかりますが、
地道に継続することで必ず効果は出ます!
ストレッチをぜひ習慣づけてバク転ができる体作りを頑張りましょう!