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バク転の形が惜しい生徒さん①膝が使えてないパターン ~分析編~

あと少しなのになかなかバク転が成功しない、

そんな生徒さんのために、うまくいかないパターンを取り上げ分析していきます。

そしてパターン別に教室でやっている練習方法や、家でもできる練習方法を紹介します。

今回は

バク転で膝が使えていないパターン〜分析編〜

ということで

膝が使えていないバク転を分析していきます。

膝が使えていないとは?

簡潔に言うと、ジャンプの動作で

膝が伸びない

この状態をここでは「膝が使えてない」と言います。

ジャンプの前の空気椅子の状態から

・腰だけ
・腰が先に動く(反る)

パターンは、腰の柔らかい女の子に多く見られます。

「膝が使えていないバク転」と当教室が判断するポイントは2点あります。

・ジャンプで腰が上がってこない
・空気椅子の状態で膝がつま先より前に出る

これらに当てはまるバク転を見ると、「膝が使えてないよ」と生徒に伝えます。

 

膝が使えてないバク転は何がだめなのか

膝が使えていない→膝が伸びない→ジャンプできない

と考えられます。

膝が使えていないとジャンプができないです。

そもそもジャンプとはどんな動きかと簡単に考えてみましょう。

足首、膝、腰を曲げてから伸ばすことで体を浮かすジャンプとなりませんか?

よって!

膝が伸びない🟰ジャンプになってない

と言えます。

膝が使えていないバク転の解説

先程膝が使えてないと判断するポイントで

・ジャンプで腰が上がってこない

とお伝えしました!

バク転ではジャンプし手をついた際、倒立の姿勢になります。

この倒立を通過することがバク転を成功させるためには必須です。

ジャンプで腰が上がって来なければ倒立の姿勢にはなりません。

ジャンプができていないと、腰が上がらず形の悪い小さなバク転となってしまうのです。

膝が伸びない原因

膝が伸びない原因として「バク転をする際に回ろうとしすぎている」と当教室は考えます。

回ろうという気持ちが強く、上半身を反らせマットに手を付きにいく動き(ブリッジのような姿勢)をしている生徒さんが多いです。

ですがそれだとバク転ではなく転回という別の技になってしまいます。

ジャンプをしないとバク転になりません。

後ろに倒れるような形になってしまいます。

私がよく生徒さんに言うのは、

後ろに大きなボールがあるのをイメージしてもらい、ぶつからないように遠くに大きくジャンプしようね

こういった声掛けを行うことが多いです。(イメージ大事!)

まとめ

膝が使えていないバク転はジャンプが小さくなります。

バク転を成功させるには膝を使った大きなジャンプが必要です。

体の癖というのはすぐに修正することはできません。

毎回のレッスンでポイントを伝え、それを意識してもらうことで少しずつ改善していくと思います。

生徒の皆さんは講師に同じようなことを何度も何度も言われ口うるさいと思うかもしれませんが、その子に合った伝え方ができるように講師は模索して声掛けを行っていきます。

保護者の方も

「何度も同じことを言われているのになぜできるようにならんのだ!

と思うかもしれません。

厳しい言葉も時には必要ですが、1レッスンで1つでもできることが増えればいいと見守っていただきたいです。

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